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『ポケダンDX』レビュー①:新生・不思議のダンジョンとして文句なし、長い付き合いになりそう

 まずお知らせだがゲームの記事が増えてきたので、「ゲームレビュー」タグを先頭につけることにした(タイトル上の階層メニューにも表示される)。

 私は元々『風来のシレン』の大ファンである。何を隠そう、このブログのタイトルもモンスター名から取っているくらいだ。
 しかし初代のDS版リメイク(2006年)の余計なアレンジに幻滅し、シリーズ4・5はゴミになってしまい(3とGB2は未プレイ)遠ざかっていた。初代については、Wiiの時のVCのような完全移植版が待たれる。
【2024追記】シレン6でシリーズ復活してくれた。
maoukpp.hatenablog.jp
 それでも久しぶりに不思議のダンジョンシリーズをSwitchでやりたいなあと思っていたら、タイミングよく新作があった。コラボのポケダンシリーズである(チョコボ版もある)。スパイクになってからのチュンソフトは本当にダメなので、別会社が開発した方が間違いない気がする(公式サイトによると、制作:株式会社ポケモン/株式会社スパイク・チュンソフト)。
【11/15追記】シリーズ4作目のインタビューだが、シリーズの始まりも。チュンソフト古参のスタッフが関わったとのこと。
www.nintendo.co.jp

概要・ゲーム紹介

 やや脱線したが、『ポケダンDX』は今年出たばかりの、ポケダンシリーズ初代のSwitch版リメイク(DS/GBA版が2005年)である。単なるリメイクではなく、大幅に改修されている。旧作はプレイしていないので、細かな比較はできないが。
www.pokemon.co.jp
 リメイクによる違いの概要はこちら(攻略も他の記事にある)。
game8.jp
 レベル継続、アイテム持ち込み可、集団戦法前提と、どちらかと言えば「不思議のダンジョンベースのRPG」である。本編を19h弱でクリア(15ー20h程度で可能。【2021/6追記】勝手がわかっている2周目は12h、3周目は10hでクリア)したので、そこまでのレビューを書く。

ここがイイ

快適な操作性と動作

 まずZRZLボタンまでフル活用した操作性。こちらの記事で書いた『ゼルダの伝説 夢をみる島』の時のような不満は一切ない。
maoukpp.hatenablog.jp
 さらにLボタンによるオート移動(設定の自由度もある)、「さくせん」選択によるパーティー運用とシリーズの進化を感じさせる。さくせんは初期値からあまり変更する必要はないが、階段即降りの逃げに徹したい時は「うしろに ついてきて」にすると好戦的ではなくなりいい感じに。
 パーティーが3人、ダンジョン内で仲間を増やすと最大8人編成だが、「押す」ことができるため大勢でも詰まることなく移動も快適で「入れ替え」を使う必要はあまりない。グラフィックは綺麗だが重くなることもなく、動作もサクサク。

絵本のような可愛いグラフィック

 まず、とても癒されるし没入感がある。私はポケモンは原作ゲームもアニメも一切知らないが、ファンにはたまらないだろう。
 この点も『ゼルダの伝説 夢をみる島』と同様で、素晴らしい作り。400以上ものポケモンの動きのあるグラフィックを新規に起こすのは大変だったと思うが、この資産を生かしてSwitchでまた続編を作れるはず。

絶妙にマッチしたポケモンの「わざ」「タイプ」「特性」「移動タイプ」

 わざを4種類セットし使っていくのはポケモン原作同様だが、ポケダンでは中でも2マス、4マス、部屋全体攻撃系が強い。ただ当然敵も使ってくるので、バランスは取れている(「連結」はプレーヤーだけだが)。全般射程は長めなので油断ならず、『シレン』の時とは敵との距離感が違う。
 また変更できない「タイプ」と「特性」、さらにステータスには表示されない「移動タイプ」も膨大な数のポケモンがいる中、個性化に役立っている。

ポケモン「だけ」の世界観

 主人公も、敵も味方もNPCもすべてポケモンという世界観である(主人公とパートナーは候補から選択。後述)。なので、悪役含め全てを既存ポケモンにキャスティングしている(リンク先公式)。ポケモン原作とは違った味が出ていてよい。ポケモンたちはしゃべり、通貨は「ポケ」と貨幣経済が成立しており、町があり、ポケモン社会が形成されている。
 ストーリーもシンプルながら悪くなく、不思議のダンジョンにはこのくらいでちょうどいい。

圧倒的ボリューム

 本編はそこまで長くないが、豊富なクリア後ダンジョンとストーリーにより満足度が高い。「伝説のポケモン」など一通り戦って仲間にでき、ポケモンファン向け演出にもぬかりはない。本編クリア後、ポケモン進化も可能。

町は一つだけ、余計な要素なし

 ダンジョンは全てコマンド選択、移動で混乱するようなことはないし、ストーリーが詰まることもない。ゲーム慣れしていない人でもプレイできる。攻略サイトを見なければいけないような状況がなく、ストレスがない。

声優なし

 ジャンル問わずイマドキのゲームは声優が当たり前になってしまったが、これは長所である。「人間不在」世界のメリットでもある。もっとも人間キャラがいるポケモン原作も、最新作でも声はない。これがテンポを損ねず、実にいい。
 ファミコン時代から30年ゲームをやってきたが、「ゲームに声はいらなかった」が私の結論である。声優でオタクを釣るより、ゲーム性で勝負している作品こそ本物だ(アクションゲームの効果音的な声ならまだしも)。任天堂はそれをよくわかっている。

ここがイマイチ

本編の難易度がぬるすぎる

 全般、不思議のダンジョンとして簡単(難所はせいぜい「大いなる峡谷」クリア後の逃避行)。本編ラスボス(レックウザ)はまあまあ強いが、レベル上げ+復活アイテムさえあればゴリ押しできてしまう。【2021/12追記】ボスのダメージは継続(この仕様はレックウザのみの模様)なので、もし負けても2回目で確実に勝てる(装備・アイテムを整えるのに多少時間はかかるが)。初見で倒すには主人公かパートナーにみずポケモン(またはエネコorカラカラ)がいればわざマシンれいとうビーム、いなければ3人目をマグマの地底で行き倒れているパルシェンにしよう(クリア前では高額だがキャンプ「豊かな海」を事前に入手しておく)。メイン操作ポケモンは、なんとか接近してばくれつのタネを撃ち込むのみ(あるいはエネコ、ニャースコダックの場合は威力・命中共に強化した連続技)。スタート時点でオレンでHPを上げておき、中間地点でふっかつの補充を忘れずに。
 以下、さらに列挙する。

アイテムが全て識別済み、マイナスアイテムがない

 アイテムを識別していく楽しさがないのは退屈だし、キグニ族の種を食べて「店主」を殴ってしまい死亡とか、マイナスアイテムゆえの面白みがない。

本編ダンジョンは全て「みとおし」可能=透視の腕輪状態

 序盤だけかと思ったら、本編ずっとだった。後半から登場するモンスターハウスも、アイテムが大量に見えるのでバレバレである(モンスターハウスのモンスターのみ表示されない)。

仲間を倒されてもペナルティが弱い

シレン』では敵のレベルが上がると一気に脅威になるのだが、仲間が倒されても何もないので正直楽すぎる(もっともポケダンで敵が1レベルくらい上がったところで大差ないのだが)。アクシデントによる、敵のレベルアップもない。
【10/2追記】本編クリア後の場合、仲間を倒した敵は覚醒状態またはメガシンカする。継続システムな以上、何かしらアイテムは持っていて対処できるのでそこまで脅威ではないが、一定のペナルティにはなっている。とはいえ覚醒やメガシンカでHP回復するわけでもなく、あらかじめダメージを与えていれば一撃で倒せることもしばしば。

オレンの実ドーピング(難易度についてはここまで)

シレン』でいう弟切草で回復アイテムだが、その冒険内のみだが最大HPを10上げる効果もある(100以上だと満タン時のみ)。厳しめのダンジョンではこれをストックしておき持ち込み、いきなり大量に使用すれば難易度は一気に落ちる(たとえば15個用意し、主人公、パートナー、仲間で5個ずつ使用)。
 余談だが上記攻略サイトではステータス成長アイテムを「ドーピングアイテム」と呼称しているが、効果が永続的なので本来の用法からすればこのオレン・ドーピングこそが正しいドーピングである。

ダンジョンの数だけは多いが、グラフィックだけでほぼ変わりがない

 元々『シレン』でも地上と地下しか違いはなかったが。今回はプラス「天気」システムがあるが(寒い場所では吹雪ダメージなど)、やることは基本同じ。違いは登場ポケモンのみで、膨大な数を出すにはこれしかなかったので仕方なくはあるが。

お金を拾う楽しさがない

 落ちているお金の金額がしょぼい。金策は一部のアイテム売却がメイン。売値が基本的に買値の1/10と厳しいので、わざマシンなど買うとそれなりに高いアイテムを売却してもあまり稼げない。すごわざ「うりつけテクニック」はダンジョンの店だけなので、使いづらい。一方「ねびきこうしょう」は、ダンジョンでプクリンだまを使用することでキャンプ購入代が節約できるので有効。

ボーナスモンスターの不在(そもそも敵からのドロップアイテムがない)

 宝箱を落とす「強敵」以外、食糧・金・アイテムを確実に落とす敵が存在しないので、ワクワクがない。ポケモンにキャスティングするのが難しかったせいだろうか。特定のダンジョン・フロアで「⚪︎⚪︎狩り」されてしまうからだろうか。

ポケモンを集めるメリットが薄い

 仲間はどんどん増えていくし控えにしておいても経験値が入るのはいいのだが、あまり活用法がない(特に登場が遅いポケモンは)。プレーヤーは操作しないチーム編成し救助クエストさせる(全滅した際に自分の別チームで救助することはできるが、それでも2チームで足りる)とか、歴史SLGのように内政とかやりたいなあ。
「余計な要素なし」はメリットでもあるのだが。本作ではポケモン集めはあくまで、原作ファン向け要素(そもそも「図鑑」がない。近い機能はキャンプ屋の「ポケモンリスト」)。特性以外に個体差はなく育成は簡単だが、これも原作ファンには物足りないかもしれない。

泥棒の楽しさがない

 シレンシリーズといえば「泥棒」だが、その楽しさがない。まず、やるメリットがない。そもそもお金は全滅しなければ消滅しないし、少なくとも本編では「商品が高価で買えない」ということがほぼない。安い商品しか売っていないからだ。『シレン』では文無し状態から高価な商品を泥棒する楽しさがあった。ちなみに「店主」役はカクレオン
 とはいえポケダンでは廃止される可能性もあったと思うし、ちゃんと再現し、泥棒可能になっているところは評価できる。メリットがなくてもやるのが男のマロン(原文ママ)かもしれない。

まとめ

 不満点はほぼ『シレン』との比較によるものだけで、総評としてはよくまとまっていてさすが任天堂クオリティ。シレンという原典とは別の、新生の不思議のダンジョンである。『シレン』は明らかにゲーマー向けなので、幅広い層にアピールできこれはこれでよい。
 無料体験版があるので、ぜひDLして触ってみてほしい(製品版にセーブデータの引継ぎ可能)。容量も2.1GBと少なめなので、DL購入もオススメ(私はDLで買った)。来年以降の続編にも期待したい。完全新作でなくても、シリーズがある分リメイクの弾は豊富なので。
 タイトルにも書いたとおり、ポケダンとはこれから長い付き合いになりそうだ。

主人公・パートナー・3人目ポケモンにおすすめはあるか【10/31追記】

 私の場合、主人公は質問に答えた結果でそのままフシギダネを選択(「いいえ」にすれば自由に選べる)、パートナーは色味の相性から適当に選んだアチャモ。今ではとても思い入れができたので全く後悔はないが。
game8.jp
 さて本題。結論から言うと、ない。本編の難易度は決して高くないし、クリア後はパーティーを自由に編成できる(主人公&パートナーを外すことができる)ので好きなポケモンを選ぶのが一番。ただ、当時の私のような、全く思い入れのないポケモン初心者や、逆に愛がありすぎて絞りきれない人に何か言うべきことはあるだろうか。
 ちなみにここで選ばなかったポケモンもあとで仲間にすることは可能だが、(ポケモン原作と違って)おしなべて登場は遅いので注意(全てクリア後ダンジョン、うち半分くらいは難易度の高い「幸せの塔」のみ。救助依頼orダンジョンで倒れている場合で仲間になるケースもあるかもしれないが、正攻法では)。もちろん、愛があればコンプリートはできる。

 本編クリアまでならくさタイプはやや不遇と言える(特に中盤、逃避行中の難所「炎の山」)が、フシギダネの場合どくも持っているので、ダンジョンで毒にならないメリットは大きい上、攻撃面でも草が相性が悪い場合、毒技を使えばいい。さらに初期ステータスが高い割にレベルアップも遅くないという優秀さ。したがってチコリータキモリがやや不遇である(くさタイプは相方をほのおタイプにして「にほんばれ」使用がとても相性がいい。いわゆる「晴れパ」)。逆にクリア後は海系ダンジョンがやたら多い(とはいえストーリー上必須はそこまでない)ので、ほのおタイプのヒトカゲヒノアラシアチャモがやや不遇となる(「にほんばれ」で対策可能)。細かいことを言うとヒトカゲゼニガメワニノコミズゴロウ(リメイク版では実質登場しないが設定上はカメックスの「ハイドロズ」メンバー)、ニャースは進化先がストーリー・商店に登場するポケモンとかぶる。
 みずタイプは本編ダンジョンやボスキャラとの相性面もよく、何より「移動タイプ」的に水路を移動できるので便利(一方ほのおタイプはマグマがごく一部のダンジョンのみで、ほぼ「通常」と変わらない)。ゼニガメコダックワニノコミズゴロウは強いて言うならおすすめ(なおパートナーは強制的に主人公とは別タイプとなるので水コンビにはできない)。40レベル以降なので本編クリア後にはなるが、ハイドロポンプが強力(進化させても習得レベルで思い出しが可能)。特性的にはコダックが一歩リードしている。【2021/6追記】コダックイーブイで2周目本編をクリアしたが、本編後半における天気変化わざなしでの天気無効化(主人公・パートナーでは特性固定)はチート級。シナリオの演出面も損なうし、何より簡単すぎるので逆に封印したほうがいいかもしれない。。みずタイプは次点でミズゴロウ、進化先が「みず・じめんタイプ」というハイスペ耐性なので、スカーフがなくなってしまうので悩みどころだが、強さ的には進化するのがおすすめ(ただし他のみずタイプとくらべてみずの4マス技を覚えない、物理寄りのステータスがもったいないという欠点もある。本編クリアだけなら他の方が優秀)。「にほんばれ」と「あめ」が相反するので、みず・ほのおコンビ相性が良くない。ほのおタイプはステータスもわざも大きな差はない(しいて言うなら初期技ではじけるほのおを持つヒトカゲが強い)ので、完全に好みで選んでしまってOK。
 16の初期選択ポケモンを改めて比較してみると、面白いのは仲間全員(自分は含まれない)を攻撃強化できる「てだすけ」を初期わざで持つイーブイ(初期設定されてないので、ゴクリンの「思い出す」で習得)。ボス戦だけなら全体強化系アイテムを持ち込めばいいが、常時使えるメリットは大きい。さらに本編クリア後だが、進化先を複数から選べるのもいい。このイーブイの「後から選択できる」という「性能」は、「タイプ・相性なんてよくわからない」というポケモン初心者にこそおすすめしたい。欲を言えば、はかいこうせんを覚えられれば進化する必要がないくらい強かったが(イーブイ進化系では覚えられるがタイプ一致でなくなる)、元々ノーマルタイプであっても進化系しか覚えられないので仕方がない。特性「てきおうりょく」による火力アップも強いので、他のノーマルタイプ(ニャース、エネコ)とくらべてもイーブイが優秀と言えるだろう。
【2021追記】カラカラも「ぶんまわす」「ほねブーメラン」が優秀すぎる上、わざマシンでもいいわざが覚えられるのでおすすめ(さらにレベルアップも驚異的に早い)。御三家は特性が地味なので、基本的に御三家以外が強い(ピカチュウとエネコの接近戦でのリスクが下がる特性は、地味だが有用)。ただし「教え技」でほのおタイプはねっぷうが、地面系(主人公・パートナーではカラカラとミズゴロウ)がだいちのちからを覚えられるので、本編クリア後は覚醒的に強くなる。ノーマルタイプのニャースとエネコは教え技で「さわぐ」を覚えるが、威力が低いのが欠点(ニャースは特性がテクニシャンなら強かったが、「ものひろい」固定。アイテム不足の序盤しか役に立たない)。
 この記事が特にえげつないが、他にもこのwikiは情報量が多い。企業系攻略サイトはやたら重いし情報も横並び、「ゲームタイトル+wiki」で検索すべきだろう。
wikiwiki.jp

 なので、もし悩んだら、主人公とパートナーに「みずタイプ&(イーブイorカラカラ)」という構成が、強いて言うならおすすめとなる。私の場合、仮におすすめされても人気ポケモンであるピカチュウイーブイは絶対に選ばなかっただろうが…。
 ちなみにピカチュウは初期ステータスが高く序盤は安定、さらに部屋技「ほうでん」がとにかく強いが、ストーリー進行上コイルが序盤で仲間になるので、電気タイプがいない場合パーティーの3人目をコイルにすれば特にゲーム攻略上問題ない。覚えるレベルは34と37でピカチュウの方が多少早いとはいえ。さらに移動タイプが浮遊なので主人公&パートナーみずタイプがいない場合の救済措置でもあり、はがねタイプによるディフェンス(タイプ相性だけでなく、毒にならない&砂嵐無効)も含め非常に優秀(教え技の特別初期習得シグナルビームだけでなく、早いレベル習得ひかりのかべもボス戦には有効)。ピカチュウは4マスわざを覚えないので、本編クリアを正攻法でやりたい人向け(ほうでん習得はクリア後になることが多い)。
【2021追記】ラクライが29、ライボルトが30と早くほうでんを覚えられるので、早いうちに「雷鳴の山」で仲間にしておくと本編終盤には間に合うのでとても助かる(「電磁波の洞窟」や救助依頼でもよく出てくるプラスル/マイナンも31レベルで習得、レベルアップが早いので実質最速はこちらになる)。またイーブイがいない場合、「てだすけ」を早めに習得かつ登場も早いガーディ(12)、オタチ(16)が3人目におすすめ。プラスル/マイナンはなんとイーブイと同じ初期習得だったりする(ただし本編クリア後でないとプラスル/マイナンを同時にスタメンにはできず、特性はほぼ役立たずである。これはポケモン原作でも同様の使いづらさ)。ちなみにてだすけは本編クリア後であれば教え技でピカチュウアチャモ、エネコも習得可能だが、ピカチュウアチャモはタイプ一致の部屋技を持つので「強化される側」の方がいいだろう。
 残念ながらワンリキーニャースは完全に不遇だが、逆に2周目以降の難易度調整にはもってこいである(4マス・部屋わざ禁止、てだすけ禁止などの縛りプレイでもいいが)。主人公・パートナーに同タイプは選べないので、ワンリキー&ニャースがハードモードとしてはおすすめ。