8月、幻想水滸伝シリーズのソシャゲ『STAR LEAP』がリリースされたのでやっていたのだが、10月にⅡを描いたアニメも始まった。地域によってはネット配信のみ、公式参照。
suikoden-anime.com
アニメ1話は1時間拡大版なので実質2話分だが、クオリティは悪くない。このアニメをきっかけに、若い世代にファンが増えてくれればいいなあと思う(既存ファンはほぼ40代だろう)。……というだけだといちファン、またはコナミの思惑でしかない。コナミとしても、Ⅴの2006年以来(その後の派生作品もあったが)眠っていたIPを2026年にリブートさせている形。今回は『STAR LEAP』のレビュー記事である。
ソシャゲの仕様は今やだいたい決まっていて、膨大なキャラがいて、属性があってそれぞれ個性化されている。戦闘は5人か6人のパーティーを組むのというのも定番。『STAR LEAP』も全く同じで、戦闘は6人パーティー(ストーリー以外では主人公を外すことも可能)、属性やパッシブスキルは原作ゲームからアレンジがされている(原作では非戦闘員キャラも多かったが、今作は全員戦闘参加)。シリーズはⅤまであるので108星なので108*5=540だが実際には敵キャラもいるし、一部重複キャラもいるとはいえ400人はゆうに超えるキャラクターたち(今作ではまだまだ未実装キャラが多い)、毎回108星をキャラデザする人は大変だったろうが、その資産が時代を超えて今生きているのである。時代の変化はわからない。90年代当時、こんなソシャゲ全盛の時代になるとは誰も想像できなかった。結果論だが、ソシャゲのためにあったIPと言えなくもない。
ソシャゲ化での失敗、IPの信用をなくした例も多いし、そんなに期待せずに始めた『STAR LEAP』だが、なかなかデキがいい。ちょうど2ヶ月になるが、全く不満がない。なので胸を張っておすすめできる。
まず、今作にもちゃんと108星がいる(すべてオリジナル、新規キャラ)。歴代シリーズのキャラたち頼みで今作のキャラは主人公とその周辺だけだろうと思っていたのだが、違った。そして、ストーリーも普通に新作RPGにできるくらいのボリューム(記事公開現在4章の途中、まだまだ続く)。Ⅰのファンは、今作1章のストーリーは必見で、ここだけでもやる価値がある。
キャラ絵も綺麗で、声優もいい。そしてマップや戦闘はⅠ・Ⅱをイメージした懐かしいドット絵仕様。ここが素晴らしい。Ⅲ以降のキャラもドット絵になっているのが面白い。やはり幻想水滸伝はⅠ・Ⅱで、Ⅲからは個性がなくなったよなあと再確認する。ドラクエのリメイクのように、こういうゲームデザインも今ならでは。まさに時代が幻想水滸伝に追いついてきたと言える。
動作も快適というかゲームとしてはかなり軽い方だろう。ハイスペックである必要はない。タブレットの方が没入感があるが、スマホの機動力も捨てがたいのでお好みで。
ソシャゲと言えば課金で、その程度・具合がユーザーには重要だが今作はほぼ課金の必要がない。もちろん思い入れのあるSSRキャラをどうしても取りたいとかであれば要課金だが、かなり良心的な運営。逆にホワイトすぎて利益が上がらないのではと心配になるレベル。いずれはお布施的に、パッケージソフトくらいの金額は課金しようと思う。
戦闘は長いし、色々と時間を食うのは他のソシャゲと同じだがⅠ・Ⅱのファンは迷わずやってみよう。ソシャゲには本格的に手を出したことのない人も40代にはいるかもしれないが、これでデビューしてはどうだろうか。YOU、ソシャゲデビューしちゃいなよ。それくらい、本当にいいソシャゲなのである。
ちなみにエロ要素は一切ない、全年齢対応である。今作の108星キャラだとユア、サフィア、レイがお気に入り。部下に手を出せる18禁ソシャゲだったらなあ……という欲望が、個人的にはなくはない。が、それは余談。
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