うたうポリゴン

魔王K++(ケープラ)のポータル兼個人ブログ

芸能人でも大人の女性に「ちゃん付け」はセクハラではないのか

 この記事である。内容はどうでもいい、私が引っかかったのは「結子ちゃん」だ。
www.tokyo-np.co.jp
 別に草彅剛を炎上させてやろうとか思ってないが、あまり叩かれてもいないようなので自分で書いてみる。会社で46歳男性が、部下の女性を下の名前のちゃん付けで呼んだらセクハラ間違いなしである。芸能界というところは、本当に価値観までも伝統芸能で古い世界なんだと思う。
 ちゃん付けはナチュラルに、相手のことを

  • 対等な人間だと見ていない
  • 子供扱いしている

 といった文脈がある。小学生以下の子供ならともかく、大人に対しては失礼すぎる。なので1:1、あるいはごく身内だけの飲み会などの場で本人が嫌がってなければいいだろうが、公の場でこんな言い方はすべきではない。

 あと数年もして芦田愛菜が成人しても、多くの一般人はちゃん付けするだろう。それは子役時代のイメージが強いからで、かつ身近でもない=権力性はない相手への呼称なのでこちらは別に問題ない。
 それでももし対面したら、さん付けになるのが常識的な大人である。仮に子供の頃から知っている相手だとしても、公の場で「ちゃん付け」はない。

 実は9/12にもTwitterで似たようなことがあった(私は今鍵垢なのでフォロワーしか読めないが)。
 女性の音楽家AとBがちょっとした論争になり、Aを擁護するベテランの男性音楽家S(全て仮名)が、Aをちゃん付けしていたのだ。はっきり言って、かなりキモかった。ドン引きである。二人がどんな関係か知らないが、公言するのは非常識すぎる。しかも実名の商用アカウントで。
 その後(たしか9/18)、全く別の音楽家でも同じことがあった。教え子なのかもしれないが、Twitterでそれ言っちゃうんだとますます引いた。この二人に関しては、SNSリテラシーがないだけかもしれない。でもたぶん、ステージ上のトークなどでもそう呼んでるに違いない。染み付いてるから、SNSでも出てしまうのだ。

 いわゆる芸能界ではないが、こちらも芸能の世界だ。改めてドン引きである。
 会社など一般人の組織でも、田舎だったり古いところは今でも女性への「ちゃん付け」が横行しているだろう。なので「ちゃん付け」が聞こえたらそこはヤバい環境ということである。走って逃げよう。男であっても、長い目で見ればたぶんろくなことはない。