うたうポリゴン

魔王K++(ケープラ)のポータル兼個人ブログ

生きづらいリベラル男性は、フェミニズムとのソーシャルディスタンスを取ろう

 まず過去の関連記事を貼っておく。Twitter埋め込みの仕様が変わったようで表示されないが(以前は一つ前のツリーまで表示された)、各ツイはツリーになってますのでよければ。
maoukpp.hatenablog.jpmaoukpp.hatenablog.jp

 今回はあるはてな匿名ダイアリー(通称「増田」)がきっかけだった。
anond.hatelabo.jp


 かつて本田透が言っていた「内気で心やさしいオタク」はもはや都市伝説、絶滅危惧種になってしまったが、そこまでオタクじゃない(オタクホモソにもなじめない)やさしいリベラル男性は存在する。そういう人たちが、今ネットで生きづらい。
 フェミニズムを丸呑みしてしまうと、こうなってしまう。
 性欲や美しいものに感動する心まで否定してしまう。
 フェミニズム意識が高くなると、自然と粗探ししてしまいコンテンツを昔のように楽しめなくなってしまうということはある。それは仕方がないが、ルッキズムだなんだとコンテンツそのものまで否定し出したら人として終わりである。
 男は若い女優を好きでいいし、アニメやゲームの美少女キャラ(および女性声優)を好きでいい。セルオタ(インセルオタク)はそのキモい振る舞いが叩かれているだけなのだから。

 さらに、赤木さんの記事に詳しいこの件。
webronza.asahi.com


 アンチフェミ女性、私が「バッドフェミ」と呼称している人たちが分裂、阿鼻叫喚していた。さんざんフェミニズムを嘲笑し、「フェミニズムを批判する(冷静で論理的な、物分かりのいい)女性」という立場でアンチフェミにお墨付きを与え間接的にインセルを育てた女(母と言ってもいい)がようやくその危険性に気づき、真面目に批判し出した。元々バッドフェミは弱者男性論系は嫌い・冷淡ではあったが、温度が違う。
 ごく一部のバッドフェミの話だが、2018年からアカウントに⚡️をつけた「避雷針運動」というものがある。
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「口うるさいツイフェミの代わりに、自分たちが痴漢を引き受けよう」というものだ。女性として頭がおかしい、頭のネジが飛んでるとしか思えないが、党派性に染まりきった人間はこうなってしまうのだ。

 つまり今回のまとめは、生きづらい系男性はフェミニズムと、女性はアンチフェミとソーシャルディスタンスを取るべきだということ。人間性別(sex)は乗り越えられないから、異性依存の思想には必ず裏切られる時がくる(アンチフェミはそもそも「思想」と呼べたものではないが…)。
 バッドフェミの記事で私は「フェミニズムではない、新たなウーマンリブが必要だ」と書いた。メンズリブはご承知のように流行っていない(あっても「フェミニズム丸呑み系」ばかり)がこれも本来は必要だ。既存のフェミニズムメンズリブ以外の、男女それぞれが連帯しやすい、ちょうどいい思想・運動が不足しているのだ。
 不足しているから、「思想的なトランスジェンダー」とでも言うべき性適応障害の人たち。ミソジニーの姫(名誉男性)やミサンドリー王子(名誉女性)が生まれてしまう。そこまで過激ではなくても、上記「増田」のようにしんどくなってしまう。
 一つだけ言えることは、生きづらくても、異性思想に接近しすぎるな。今すぐ2m離れろ。一見居心地がよくても、それはまやかしに過ぎない。