まず過去の関連記事を貼っておく。Twitter埋め込みの仕様が変わったようで表示されないが(以前は一つ前のツリーまで表示された)、各ツイはツリーになってますのでよければ。
maoukpp.hatenablog.jpmaoukpp.hatenablog.jp
今回はあるはてな匿名ダイアリー(通称「増田」)がきっかけだった。
anond.hatelabo.jp
人の心がない人間は、この増田の生きづらさがわからんだろうね。ネットはアンチフェミがひどいし、ヒューマニズムからなんとなくフェミニズムに染まっていったけど、徐々に違和感を持つよね。わかるよ。私は今のスタンスになってから楽になった
— ケープラ K++ (@maoukpp) 2020年6月24日
かつて本田透が言っていた「内気で心やさしいオタク」はもはや都市伝説、絶滅危惧種になってしまったが、そこまでオタクじゃない(オタクホモソにもなじめない)やさしいリベラル男性は存在する。そういう人たちが、今ネットで生きづらい。
フェミニズムを丸呑みしてしまうと、こうなってしまう。
安易にフェミニストに媚びる方法として「ポルノ規制・悪玉論に乗る」があるが、これは全く的外れ。今時AV女優なんて一握りの美人しかなれないし、整形含めた初期投資も相当かかる。風俗はそこまでではないが、これも上位2割程度の美人だけ。ポルノや風俗を廃絶しても、多くの女性は解放されない
— ケープラ K++ (@maoukpp) 2020年6月23日
性欲や美しいものに感動する心まで否定してしまう。
ちょうど今名誉男性のミソジニーの姫が裏切られて泣いているように、所詮はミサンドリー王子もフェミニストの中では下層民の名誉女性。過去の自己嫌悪や贖罪意識が高く生きづらいが、メンズリブも流行らないしフェミニスト言説にのめり込むしかない男性問題…
— ケープラ K++ (@maoukpp) 2020年6月23日
彼のような垢がなぜ雑談を一切しないのかというと、女性への加害が出てしまうことを極端に恐れているからでもある。たとえば「この映画・女優が好き」とかでもルッキズムガーとなる。そこはcdb的に…ちょうどいい奴いないのかよ(東京03飯塚風)
— ケープラ K++ (@maoukpp) 2020年6月23日
フェミニズム意識が高くなると、自然と粗探ししてしまいコンテンツを昔のように楽しめなくなってしまうということはある。それは仕方がないが、ルッキズムだなんだとコンテンツそのものまで否定し出したら人として終わりである。
男は若い女優を好きでいいし、アニメやゲームの美少女キャラ(および女性声優)を好きでいい。セルオタ(インセルオタク)はそのキモい振る舞いが叩かれているだけなのだから。
さらに、赤木さんの記事に詳しいこの件。
webronza.asahi.com
【「拒絶という〝暴力〟をされたら、暴力で返していい」と考える人が一定数存在する】【暴力をふるった側を擁護し、被害に遭った女性にこそ落ち度があったかのように偽装するという、彼ら独自の互助精神こそ、勘違いした犯罪者が生まれる源泉】当たり前のことをここまで丁寧に言語化すべき時代か…
— ケープラ K++ (@maoukpp) 2020年6月23日
アンチフェミ女性、私が「バッドフェミ」と呼称している人たちが分裂、阿鼻叫喚していた。さんざんフェミニズムを嘲笑し、「フェミニズムを批判する(冷静で論理的な、物分かりのいい)女性」という立場でアンチフェミにお墨付きを与え間接的にインセルを育てた女(母と言ってもいい)がようやくその危険性に気づき、真面目に批判し出した。元々バッドフェミは弱者男性論系は嫌い・冷淡ではあったが、温度が違う。
ごく一部のバッドフェミの話だが、2018年からアカウントに⚡️をつけた「避雷針運動」というものがある。
「口うるさいツイフェミの代わりに、自分たちが痴漢を引き受けよう」というものだ。女性として頭がおかしい、頭のネジが飛んでるとしか思えないが、党派性に染まりきった人間はこうなってしまうのだ。
アンフェ女性も、距離感を間違えたんだよ。アンフェに接近するにしても、ソーシャルディスタンスの2mは守らないといけなかった。それを破ったから今、徳島JKをめぐって阿鼻叫喚しているわけで
— ケープラ K++ (@maoukpp) 2020年6月24日
女が奴隷みたいな社会は嫌だが、自分以外の気に入らない女が出しゃばる社会も嫌だ。つまり、女性の人権はあって平和で治安がよく、適度な男尊女卑社会が望ましい…なんという身勝手な、ふてぇやろうだ!体型が太いという意味ではありません念の為
— ケープラ K++ (@maoukpp) 2020年6月22日
「ツイフェミを黙らせるためなら痴漢されてもいい」なんて本当はかけらも思ってないくせに、男のノリで主張しちゃったんだなあ、女の尊厳を売り渡す愚行だった⚡️
— ケープラ K++ (@maoukpp) 2020年6月25日
つまり今回のまとめは、生きづらい系男性はフェミニズムと、女性はアンチフェミとソーシャルディスタンスを取るべきだということ。人間性別(sex)は乗り越えられないから、異性依存の思想には必ず裏切られる時がくる(アンチフェミはそもそも「思想」と呼べたものではないが…)。
バッドフェミの記事で私は「フェミニズムではない、新たなウーマンリブが必要だ」と書いた。メンズリブはご承知のように流行っていない(あっても「フェミニズム丸呑み系」ばかり)がこれも本来は必要だ。既存のフェミニズム・メンズリブ以外の、男女それぞれが連帯しやすい、ちょうどいい思想・運動が不足しているのだ。
不足しているから、「思想的なトランスジェンダー」とでも言うべき性適応障害の人たち。ミソジニーの姫(名誉男性)やミサンドリー王子(名誉女性)が生まれてしまう。そこまで過激ではなくても、上記「増田」のようにしんどくなってしまう。
一つだけ言えることは、生きづらくても、異性思想に接近しすぎるな。今すぐ2m離れろ。一見居心地がよくても、それはまやかしに過ぎない。