うたうポリゴン

魔王K++(ケープラ)のポータル兼個人ブログ

テレワーク事始

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 テレワークについていくつか書いてきたが、二つ目が検索からめちゃくちゃ読まれている。
maoukpp.hatenablog.jpmaoukpp.hatenablog.jp

 今回はこの記事の続編というか、ついに弊現場(敬語的には誤り)でも導入されたのだった。
maoukpp.hatenablog.jp
 生まれて初めてテレワークを2週間やってみたので、その雑感。ただでさえ新規の現場でいきなりテレワークはしんどいのに、そこでデビューはキツすぎる。今続いているところで最初にやれて本当によかった。
 

やはりVPNは遅いしイラつく

 覚悟はしていたが、やはり遅い。これは今の回線速度ではどうしようもない。将来的な回線・VPN両方の技術革新が待たれる。オフィス出勤の7.5hや8hとテレワークのそれが同等とはいかない。

カメラ監視などされない限りは、本当に楽

 マイペースに仕事ができるし、特に空間的圧力、雰囲気を気にしなくていいのが本当に楽。とはいえこれは諸刃の剣でもある(後述)。

1日2時間くらい時間が余るので、生活が変わる

 通勤は近くても45分くらい、往復1.5hはかかるので毎日これが浮くのはでかい。これから据え置きゲームなど、趣味の需要が大きく増えるだろう。テレワークは残業なしでいければ本当に生活は豊かになるが、残業が当たり前になると気分も変わらず相当きつい。

住宅環境が大事

 ネット回線はもちろんだが、同居人がいたり騒音に悩まされる環境だと不利に。一人暮らしが圧倒的有利。また自炊しない場合近所に弁当屋などの、飲食事情も重要。毎日カップ麺や冷凍食品などの保存食はつらい。

身だしなみ力の低下

 ドレスコードから解放されたのは本当に嬉しいが、これまでやっていた最低限の身だしなみがなくなるので、寝癖やヒゲなどを全く気にしなくなってしまう。食事もずっと一人だとどんどん食べ方が汚くなると言われるが、各方面での「一人効果」は大きく要注意だ。

曜日感覚の欠如、週末のスイッチが微妙

 土曜日に普通に仕事をしそうになってしまうというか、仕事日内のON/OFFより週末の切り替えが思ったより上手くいかない。慣れればいいだけかもしれないが。

対面・口頭がないのでコストがかかる

 音声通話とチャットのみなので、混み入った話がしづらい。また、空気を読みづらいことからの軋轢も起こりやすいだろう。バカの相手をするのがさらにしんどくなるので、翻訳的コミュ力がさらに要求される。

余計な人間関係からの解放

 特に女性などは、昼飯を一緒に食べるグループなどがある。これが実態は強制的、嫌々だったりするのでその辺からの解放も大きい。また嫌いな人間が職場にいる場合、距離ができるので「嫌な人間の顔を見なくていい」のも大きい。

仕事に慣れている人向け

 新卒・若手のうちからテレワークはしんどい。だから3年前くらいの新卒からもう受難は始まっていると言える。元々仕事を定時内にこなす余裕があり、テレワークで生産性が少し落ちてもまあ時間内には終わる人が向いている。

逆にテレワークに不向き、割りを食う人

 対面アバター上昇補正の人は不利。今みたいにフルのテレワークだと実は一番割りを食うのは標準以上の容姿の若い女性。口頭で聞けば絶対に無下にされない、親切に教えてくれていた相手がそうじゃなくなるから。
 また、ベテランかつ強面で圧の強いタイプも断れない空気を出せなくなることで不利。逆にアバター上昇補正もなく、チャットが得意なアスペタイプのオタクは有利。