テレワークについていくつか書いてきたが、二つ目が検索からめちゃくちゃ読まれている。
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今回はこの記事の続編というか、ついに弊現場(敬語的には誤り)でも導入されたのだった。
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生まれて初めてテレワークを2週間やってみたので、その雑感。ただでさえ新規の現場でいきなりテレワークはしんどいのに、そこでデビューはキツすぎる。今続いているところで最初にやれて本当によかった。
やはりVPNは遅いしイラつく
覚悟はしていたが、やはり遅い。これは今の回線速度ではどうしようもない。将来的な回線・VPN両方の技術革新が待たれる。オフィス出勤の7.5hや8hとテレワークのそれが同等とはいかない。
カメラ監視などされない限りは、本当に楽
マイペースに仕事ができるし、特に空間的圧力、雰囲気を気にしなくていいのが本当に楽。とはいえこれは諸刃の剣でもある(後述)。
1日2時間くらい時間が余るので、生活が変わる
通勤は近くても45分くらい、往復1.5hはかかるので毎日これが浮くのはでかい。これから据え置きゲームなど、趣味の需要が大きく増えるだろう。テレワークは残業なしでいければ本当に生活は豊かになるが、残業が当たり前になると気分も変わらず相当きつい。
住宅環境が大事
ネット回線はもちろんだが、同居人がいたり騒音に悩まされる環境だと不利に。一人暮らしが圧倒的有利。また自炊しない場合近所に弁当屋などの、飲食事情も重要。毎日カップ麺や冷凍食品などの保存食はつらい。
身だしなみ力の低下
ドレスコードから解放されたのは本当に嬉しいが、これまでやっていた最低限の身だしなみがなくなるので、寝癖やヒゲなどを全く気にしなくなってしまう。食事もずっと一人だとどんどん食べ方が汚くなると言われるが、各方面での「一人効果」は大きく要注意だ。
曜日感覚の欠如、週末のスイッチが微妙
土曜日に普通に仕事をしそうになってしまうというか、仕事日内のON/OFFより週末の切り替えが思ったより上手くいかない。慣れればいいだけかもしれないが。
対面・口頭がないのでコストがかかる
音声通話とチャットのみなので、混み入った話がしづらい。また、空気を読みづらいことからの軋轢も起こりやすいだろう。バカの相手をするのがさらにしんどくなるので、翻訳的コミュ力がさらに要求される。
余計な人間関係からの解放
特に女性などは、昼飯を一緒に食べるグループなどがある。これが実態は強制的、嫌々だったりするのでその辺からの解放も大きい。また嫌いな人間が職場にいる場合、距離ができるので「嫌な人間の顔を見なくていい」のも大きい。
仕事に慣れている人向け
新卒・若手のうちからテレワークはしんどい。だから3年前くらいの新卒からもう受難は始まっていると言える。元々仕事を定時内にこなす余裕があり、テレワークで生産性が少し落ちてもまあ時間内には終わる人が向いている。