うたうポリゴン

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コロナ第三波は「ありまぁす」?くだらない茶番はもう終わりにしよう

※本記事のデータはすべて記事公開当時のものです

 コロナの第三波とか言われているが、それはあると思う人の心の中にだけ存在する。信仰の問題だ。

 コロナのおかげでテレワークが導入され、恩恵を被った人も多い。この国はいつだって、外圧などで追い詰められた時にしか変革が起きない。
 私も恩恵を受けた一人である。これまでもテレワークは技術的には可能だったが、正社員その他身分で差別されていたり、正社員でも育児や介護など特別な事情のある人しか認められない傾向にあった。それが一気に導入が進んだのは、間違いなくコロナのおかげだ。
 ありがたいことにテレワークの記事はかなりの数読まれた。私にとっては、仕事だけでなくブログの面でも恩恵があったのだ。

 さて、話は東京都。
stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp
 重症者は27日の更新時点で61人しかいない。上記サイトの「モニタリング項目(7)>テーブルを表示」で見ることができるが、重症患者は4月のピークでも100人しかいない。
 死者は上記サイト「 検査陽性者の状況>死亡日別による死亡者数の推移はこちら」から見ることができるが、ピークの4月で1日最大12人、以後はたいしたことない数字だ。肺炎で死ぬ人の方が多いだろう。累計でも488人しか死んでいない。URLが別ページなので一応貼っておく。
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
 国全体での死者は2000人。アメリカでは26.5万人も死んでいるので、いかに日本にとってはたいしたことない数字かわかる。人口比で同じ、日本で8万人死んだらそれはたしかに脅威だ。
 たった100人の重症者のために、1000万人の生活を犠牲にする。それが今の東京の生活様式わずか0.001%に過ぎない。反民主主義政策・行政であると言わざるを得ない。
 こんな茶番はもう、終わりにしよう。私は半年以上、リアルの知り合いレベルで、コロナ重症者はもちろん感染者すら一人も見たことがない。元々我が国にとってはその程度の話だったのだ。インフルと同列にはできないが、それより少し怖い程度の感染症。今年はインフルが激減しているらしく、逆にこれまでが無防備すぎたと言えなくもないが。

 経済は回すべきだが、一方でGoToのような不公平かつ弊害しかないバラマキにも私は反対である。
www.nikkan-gendai.com
 始めたり中止にしたり、朝令暮改の政府のやり方も混乱を招くだけでひどい。GoToは最初から、リテラシーの高い年収1000万弱あたりのアッパーミドル層向け。イートの方では貧民層にも恩恵が得られる部分もあるが、金額はたかが知れている。「ユーザーは関係ない、あくまで飲食・旅行業の支援だ」といっても、導入コストを考えたら大企業が、お得感を考えたら高級店ほど有利である。人気店ほど有利で、支援策のはずなのにネオリベ的という矛盾。弱小・個人経営店は潰れるしかない。
 政府の本音は「感染者数は増やしたくないから経済力のない底辺層は家で大人しくしていろ。マナーも守れるアッパーミドル層、それも万一感染しても重篤化しない高齢者以外だけGoTo使ってね!」だがそんな差別的なことは言えない。その時点でこの政策は誤り。

 コロナ禍以降、普段ノンポリな人でも自分の生活に関わるとなると政治に言及する人が増えた。特に小池都知事などは飲食店から蛇蝎の如く嫌われている。「都や政府の失政が周知された」「政治に興味を持つきっかけ」という意味では、コロナも悪くなかったのかもしれない。