※コラ画像です
この記事の今年版。Twitterのブロックの仕様自体は変わっていないが、追加で書いておきたい。
maoukpp.hatenablog.jp
それは、セルフゾーニングという概念。一般的には、エロ本を売っている場所には近寄らないなどの、受動的セルフゾーニングのことを言う。つまり、自分でする目隠しのようなもの。だが、これには能動的なものもある。自分「を」見えなくするのだ。Twitterにおいては
ミュート:受動的セルフゾーニング
ブロック:能動的セルフゾーニング
となる。以前はミュートが主流だった。特に先行してやるのは。ユーザー単位ではなく、自分で特定ワードを非表示にするミュート機能もある。
しかしますます憎悪と分断が加速するTwitter、「ブロックしたら負け」は論外として、もはや「ブロックは相手を刺激するだけ」なんて考えも古い。積極的にしていこう、そういう時代だ。
Twitterで数年間不毛な議論を見てきて、時には自分でやって気づいた。敵対的な相手に、自分のツイートが流れる・読まれる意味などないのだ。以前は私も、少しでも拡散されたほうがいいと思っていた。敵対的な関係から友情が…そんな少年漫画の敵キャラが仲間になるような展開はリアルではゼロだ! ただの一度も、ない! 最初は嫌いだったが徐々にツンデレ…なんてラブコメ展開も、Twitterには500%ない! 期待した俺がバカだったよ…。
さらに言うと、影響力の少ないアカウントなど取るに足らない、ブロックまでする必要はないと以前は思っていた。だがフォロワー100もいなくても、鍵垢でもヤバいアカウントはいて、マドハンドのように増殖する。なので界隈・集団で一括ブロックしたほうがいい(それらは有名垢のサブ垢の可能性も高い)。また、有名垢や著名人などのように批判する価値もないので、ブロックで見えなくなってちょうどいいのだ。
いざ先行ブロックをしようにもエゴサブロックなんて手間だし、いちいち自分から探しに行くのが精神精神衛生上よくない。知り合いとブロックリストを共有するツールもあるが、今回のおすすめはこれ。
blog.ica-musu.me
ヤバいアカウントを発見したら、そいつだけでなくフォローorフォロワーを一括ブロック、これが素晴らしい。相互フォローの一覧表示があるとなおよかったが、それはこのツールというよりTwitterへの要望。
これは一般人だけでなく、芸能人やクリエイターなどの職業垢にとっても重要だ。自分のアンチを探してちまちまブロックするよりも、ジャンルや作風でどうあっても敵対的な層というのはいる。特に今はニッチ・細分化の時代。「国民的」人気を得られる人はそうおらず、特にネットでは宿命的に敵を抱える時代だ。
おそらくこの先はそういうSNS対策も芸能人やクリエイターも(会社・事務所の指導の元)すると思うが、まだまだ過渡期が続くなと。ブロック=悪という偏見もまだ強いし
— ケープラ K++ (@maoukpp) 2020年2月3日
マネージャーなどの第三者が、本人の知らないところでフォローしてあげるのがいいと思う。
さて、記事画像の通りロマサガには「セルフバーニング」という火術がある。響きだけでなく機能面まで似ているので、セルフゾーニングも術なのだ。「霧隠れ」という術に近いから水属性ということにしよう。
ゲーム的にいうと、自分の姿を消し攻撃を回避、一方自分の攻撃も当たりづらくなるという生存重視のスキルになるか。ボス戦で役に立ちそう。そう、ツイッタライフとは、毎日がボス戦だったんだよ!! な、なんだってー!
ブロックは悪ではないし、実はカッコイイものなのだ。自分を守るため、快適なネットライフのため、能動的セルフゾーニングも積極的に使っていこう。消費JPも少なめなので惜しむことはない。そう決めた。私が。