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【悲報】議会制民主主義さん、日本国民から支持されていない【今こそ幕府を】

総務省は、今回の参院選の選挙区の投票率は48.80%だったと発表した。国政選挙では1995年の参院選の44.52%に次いで戦後2番目の低い投票率となった。
https://news.livedoor.com/article/detail/16810907/

 今に始まったことじゃないが、嘆かわしい…。ネットでも毎度毎度「選挙に行け」vs「啓蒙ウザい」のバトルがあり、辟易としている。だから私も今までうるさく言わなかった。が、今回は違う。
 選挙なんか、行くのが当たり前だろ。合理性、生産性とかガタガタ抜かすな。国民主権放棄って、江戸時代の町民かお前らは。いや、江戸時代なら仕方ないが、存在自体が憲法違反という自覚があるのか。

 今回過半数を割ったということは、国民全体が民主制を望んでいないということだ。むろん例外はあるにしても、逆に投票した人間にも白票だったり「専制政治の方が好きだが仕方なく投票する」人間だっている。
 投票率過半数割れというのは、それだけ象徴的なのである。近代国家として、恥だ。恥ずかしすぎる。投過半数割れまでくると、もはやシンプルに「民意を反映できていない」ことになる。
 組織票や村社会的しがらみ票がますます有利になってしまうのも良くない。だがそれ以上に、今回たまたまではなく毎回選挙に行っていないお前、人として恥ずかしくないのか。

 対策としては、2年前も主張したが罰金を取るしかない。情けない話だが、これが一番効果があるだろう(「義務投票制」という名前で実施している国もある)。


 ここで簡単に歴史の話をしよう。江戸時代から明治時代になって選挙ができたが、最初は男性のみ、かつ富裕層(15円以上納税)というものだった。そこから段階を経て女性でも、誰でも普通選挙ができるようになったのが今。

 自分が入れた候補者が落選したら悔しいし、逆に当選したが期待外れに終わったら無念だ。旧民主党政権に投票して、後悔している人は多いだろう。
 それでいいのだ。戦って負けているのだから。苦しくても、決断をすること。それが、民主主義だ。いきなり18歳で投票するのはたしかに難しい。悔しさや後悔を繰り返し、乗り越えながら成長していく。国家としても歴史を積み重ね、長い目でみればいい政治になっていく。それが近代のあるべき国民国家=議会制民主主義だ。

 義務・責任を放棄して戦わずに負けた人間たち…もはや「国民」と呼べたものではない。二級国民、賎民だ。
投票率 - Wikipedia
 制限選挙時代の方が圧倒的に投票率が高いという。なんの冗談だ、これは。

 そこで、提案がある。


 国民を、政治という重荷から解放してあげようではないか。そのためにはまず憲法を改正し、選挙法を明治時代まで戻す必要がある。普通選挙は凍結だ。廃止ではない。いつか民度が上がったらまたやればいい。
 日本国の国民=江戸時代の町人や農民に、まだ普通選挙は早かったんだよ。普通選挙は凍結して、200年後くらいにまた制限選挙から始めよう。