うたうポリゴン

魔王K++(ケープラ)のポータル兼個人ブログ

リセットされる側の「資産」になれなかった悲しみ

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 2年以上になるのか、そこそこ付き合いのあったアカウントが突然垢消しをした。Twitterだけでなくブログもろもろなので、ロックや凍結ではなく意図的なものだろう。
 垢消しにはいくつか要素がある。インターネットから完全に消えてしまう場合、別垢転生する場合。そして衝動的か、計画的か。告知があるかどうか。公開のものと、私的なものと。今回公私ともに告知はなく、一切が不明である(直前の公開告知は見逃す可能性もあるが)。
 事情はどうあれ、「一度リセットしたい」という判断だろう。それに対しては何も言えない。リセットボタンを押せるのは、ネットの便利な点でもある。
 人間関係は資産である。転職する際でも、仲のいい人には事前に告知するものだしその後も関係が続くものだ。すべてを捨ててしまうのはもったいない。
 リアルでもネットでも、この「リセットされる側」に回るのはつらい。その程度の関係だったのか…と打ちのめされる。私は「資産」ではなかった。この片想い感は異性にフラれた時の悲しみに近い。ネットの場合、依存している方がよりダメージはでかい。
 しょせんはネットである。仮に会ったことがあっても、2,3時間程度では深くその人を知ったことにならない。もちろん本名も知らない。仮に警察に事情徴収されても、たいして話すことがない「趣味だけの関係」であった。
 とはいえ、それでもやはり、寂しい。他の知り合いにも聞いて回りたいが、なんだかそれもストーカーみたいで嫌だ。だからこの場に書く。
 つまり今回は、ただの愚痴なのである。
 私が突然垢消ししたら、悲しんでくれる人はいるのだろうか。いないとしても、けじめとして公開告知はしてから消えようと思う。