うたうポリゴン

魔王K++(ケープラ)のポータル兼個人ブログ

それでも僕は泣き寝入りする-君はシングルマザーの恋人のために400万援助できるか

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 一般論としては猪野さんの言うことは全く正しい。さすが、ろくなのがいないTwitter弁護士(=法クラ)の中にあって、私の中で「抱かれたい弁護士ランキング」首位なだけのことはある。
 ただ、私の個人的な感情は別にある。この騒動、他人事だと思ってたが、よく考えたら30代独身男性としてはわりと近いところにあった。
 なぜなら、同年代の女性と付き合うとなったら中高生の子供がいる可能性もあり、その場合学費の話は出てくるからだ。
「元カノのために一括で400万出せるか」となるとだいぶハードルは上がるが、そうではない。年払いの学費であれば、一括で400万ということはない。積み重ね、数年間で400万なわけで、その間は義理の息子のようなものだっただろう。実際、当事者の彼も「今でも感謝している」とニュース記事の中でコメントしていた。
 当事者の女性(母親)は詐欺師とか援助交際などと報道で言われているが、あまりにひどい。詐欺というのは、子供がいないのに嘘をついて学費を取ったりすることを言うのだ。使途に嘘はない、純粋な援助だ。奨学金のブラックさも最近問題になっている。仮に奨学金が利用できても、若者に借金を背負わせて社会に出すのは可哀想だ。
 この件、非モテゆえにさらに身近になってしまう部分がある。フラれるのはキツいし、騙されたという気分になるのもわかる。400万はたしかにキツい。だが私は、猪野さんの記事にも引用されていた小林よしのりさんの意見に近い。
 今はもう縁もゆかりもない存在になってしまったが、一人の若者を世に出したのだ。それもしょうもないFラン大学ではなく、一流大学。胸を張っていい。いい意味で、「ワシが育てた」と言える関係性だ。
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 ツイートは冗談っぽく書いたが、結論は同じ。それでも僕は、泣き寝入りする。もちろん懐事情にもよるが、男たるもの、そうあるべきだ。くだらんマッチョイズムという自覚はあるが、そう思っている。