うたうポリゴン

魔王K++のポータル兼個人ブログです

著作権法運用はザル、無名個人の権利は守られない

maoukpp.hatenablog.jp

 こちらの記事の続きになります。完結編です、バッドエンドの。ちなみに没タイトルは「全部、言っちゃうね。」ですw
 有料記事を2chに全文コピペされ、削除依頼は無視され、最寄り(都内)の所轄警察に行ったところから話を続けます。

著作権やネットを知らない所轄警察

 まず驚いたのは「ネットでの誹謗中傷の相談はあるが、著作権についての訴えは初めて」だと言われたこと。事実上の担当者がいない! 著作権侵害バージン警察署かよ。
 最初にボイトレ評論家としてネット活動してますという恥ずかしい自己紹介をし、事情を一から、noteというサービスが…と説明。いいプレゼンの練習になりました。
 しかし、無知なせいで想定外のツッコミが多い。どうも警察というのは、被害者の話をまず疑ってかかるようです。あれれ? おかしいぞってなりますのでご注意ください。まあたしかに、精神病んでる人が一方的に他人を悪く言ったりもするんでしょう。職業病みたいなものですね。
 そのせいもあって、私の例の記事には外部リンクを貼って記事を紹介する部分があったのですが、「ここは問題ないのか」と詰められました。ネットつまりWWWの基本理念、外部リンクとは…とレクチャーしました。…キレ気味に。

 4月は結局2回出向き、さらに電話でもお話ししました。どうも話を聞いていると、著作権についてもたいして詳しくない。最初、私の記事の内容が価値があるのかオリジナルなのかとか言ってきて、(゚Д゚)ハァ? その文章の作者、それも身バレ覚悟で警察に訴えてきている人間にそれ聞きます?
 著作権の理念というか、原理原則を知らない。どんなゴミブログだろうが盗作でない限り、全文コピペされたら著作権侵害ですよ。こちら(のリンク先)も参照。
魔王K++@歌いの罠(@maoukpp)/2017年04月10日 - Twilog
 とはいえ、事件化するかどうかは警察の言い分が絶対であり、法律の条文なんて通用しないのである。結局、

  • 私の記事を文科省著作権の専門部署に問い合わせて、認定を受けないと事件化できない(1ヶ月かかる)
  • 捜査するとなった場合に都合が悪いので、被害届は今は受け取れない。捜査開始時か、事件化がダメならダメでその時に

 という話にまとまりました。親告罪の時効は(被害を知ってから)半年なのに、問い合わせだけで1ヶ月かかるってなんだよ…って思いましたが、じっと我慢。世の中なんでも手続きがある。
 私は一途に連絡があると信じ、待ちました。5月は連休もあるので、遅くも5月末までには連絡があるだろうと。

 ない。ない。待ち人ついに来ない。

 6月中旬電話をし、事情を引き出しました。案の定ダメだった、事件化できないという話。報告を怠ったのは、単に忙しかったのか私を刺激したくなかったのかのどちらかですが、たぶん後者でしょう。
 改めて被害届を出しに行くと言ったら渋り出したので、「以前と言っていることが違う。ダメならダメで被害届を出すという話だったはず。やっぱり受け取りたくないんですか?」と言って納得してもらいました。絶対に譲れない線というものがある。この事件を公文書、記録には残す。ケープラさんをなめるんじゃないよ。
 7/4、久々に警察署へ。3度目なのですっかり慣れたもの。私が提出した報告書ベースで被害届の書類はできあがっていて、不備を指摘してその場で直してもらい、決定稿に印鑑と署名をして終了。これで刑事ドラマによく出てくる、警察DBには登録されるはずである。

犯罪者の完全勝利!ポイズンな世の中

 今回の件は正義が負けたというか、行政・警察の一方的な敗北。ここからは警察批判です。担当者の人はそんなに悪い人じゃなかったので(警察なので当たり前)別に恨みはないのですが、警察全体には大いに不満があります。

  • 被害届を受け取りたがらない
  • 民事訴訟を勧めてくる

 よく聞く話ですが、これは本当でした。被害届を嫌うのは、面倒くさい+検挙率が下がるからみたいですね。
 さて、弁護士・刑事ルートという選択肢も世の中にはあり、告訴状まで書いてもらって弁護士に同行してもらうと事件化しやすくなるそうです(これは警察の人も言ってました)。告訴状は捜査しないといけなくなるので、簡単には受け取らないというか今回のケースでは厳しいでしょうが。
 でも、弁護士に頼む金なんかないし立派な刑事事件だからこっちは警察に来てるんですよ。なのに弁護士に頼んだ方が刑事も有利ってどういうこと? まさに本末転倒。この国の法律は、権力者・有名人などの強者・金持ちだけを守る運用になっているのですね。
 ネットには「俺の非モテは社会問題!」と叫ぶ大バカ者がいますが、これこそ重大な社会問題ですよ。人権侵害が放置、それも不平等なんですから。法の下の平等ってなんだっけ?
 よっぽどの有名企業か著名人かつ被害金額がでかくないと、警察は相手にしません。著作権法の犯罪は見過ごされ、犯人は罰せられることがありません。これが今回わかった、厳然とした事実です。
 警察はネット無知、ネットでちょっと有名くらいでは余裕でなめられるということが今回わかりましたので、たぶんアルファブロガー・ツイッタラー程度では私と同じ扱いになるでしょうね…推測ですが。

有料テキストビジネスモデルは破綻している

note運営よ、お前もか

 最後にnote批判です。4/2の被害直後に「こういう被害があったので警察に行く」という報告をメールでしました。無視されましたが、これ自体は別に問題ないです。単なる報告なので。
 で、次です。敗色濃厚になった5/26、質問と要望を出しました。

  • 今までこういう著作権侵害の事例はあったのか
  • 今後2chなどに対して、何か法的手段を執ることはありえるのか
  • 要望:有料記事には歌詞サイトのようなコピーガードをつけてほしい

 今までは、質問・問い合わせに丁寧に答えてくれていました。要望にしても、最低テンプレ回答はするものです。…が、今回は完全に無視。念のため追記して6/4にメール送り直すも、やはり無視。
 たしかに、利用規約:取引関係に書いてあるようにnote運営はユーザー同士のトラブルには立ち入らないとあります。しかしこれはひどい。犯罪案件の問い合わせを無視するって企業としてありえなくないですか。「何もできない、しない」ならそれで回答するべき。しょせんはウェッブ企業だなあという印象。
 正直、note運営も今回で信用できなくなりましたね。今後どうするか…音楽ネタもこっちにするか悩み中です。もし垢凍結されたら爆笑もので、その時はまたコンテンツにします。

有料テキストは、2chに貼ってしまえば誰でも読める

 スマホアプリ、楽曲、漫画・イラスト、テキスト…今は個人が有料配信できる時代です。この中でアプリはセキュリティ的に安全です。アイデアやデザインのパクリはあっても無断転載は簡単にできませんから。で、一番脆弱性が高いのがテキストです。コピペでポンとお手軽な上、削除しないで有名な2chという場所に貼れてしまうからです。
 犯罪の手口を詳細に報道すると模倣犯が出てくる…というのは報道のジレンマですが、今回まさにこれです。でも事実だからしょうがないですよね。まさに不都合な真実()。
 実際問題罰せられることはないし、note運営も動かないからやりたい放題ですよね、ぶっちゃけ(やれとは言ってません)。正直、自分も気に入らない奴の有料記事を買って晒してやろうかと思いましたよ…一度は。それくらい深い絶望があります。
 で、これもうビジネスとして破綻しているんですね。セキュリティが甘過ぎる。2chで誰でも読めるものを、誰が買うんですか。アイドルのような、コンテンツ自体はおまけで「お布施したいファン向けビジネス」でしかないということです。私ほどアンチ率が高くなくても、100人に1人くらいは悪意がある人間がいても不思議はない。

おわりに:打つ手なし

 ネットに限らず自分の活動で、何か嫌なことがあったり圧力を受けたりしたらそれをコンテンツにする。というのは結果であり、せめてもの抵抗に近い。実質的には損しかしてないです。踏んだり蹴ったり。
 今回の活動は、いろいろ考えさせられました。一番ショックだったのは、この件をネタにツイートしていたらフォロワーにガンガンリムられたこと。薄情なフォロワーだなというよりも、私の文才のなさにですね。ここでも犯人の大勝利でした。この記事も世の中を変えるきっかけになればいいと思ってますが、無名な弱者にとって現実はいろいろと厳しい…。
 ちなみに民事の時効は3年あるので、さらに権利侵害されたら誹謗中傷その他も乗せてそっちでがんばるしかないな…と思ってます。刑事の時効はあと3ヶ月ありますが、これはもう無理でしょう。ネット事件には現場がないので、時効前であれば警察署をハシゴするのもアリだとは思いますが…以上です。 BAD END